JALとANAが大好きな出張OLのハワイ挙式ブログ

旧姓のパスポートで海外(ハワイ)に行く方法

2018年夏に入籍後、旧姓のパスポート、新姓のクレジットカードで海外旅行に行きました。行き先はハワイです。

飛行機とホテルはパスポートとカード、どちらの名前で予約するべきなんだろう??と悩みながら自分で手配。

出発前はパスポートとクレジットカードが違うので、現地でトラブルに巻き込まれるのでは?と心配でしたが、特にトラブルはなく、出国・ホテル滞在・帰国できました。

ここに記載したのは、パスポート旧姓、クレジットカード新姓のケースです。
逆の、パスポート新姓、クレジットカード旧姓の場合は対応が異なるケースがあるのでご注意ください。

時間に余裕がある人はパスポート更新を

飛行機のチケット手配、ESTA申請、出国までの期間に余裕がある人は、パスポートの名前を更新しておくのがオススメです。
面倒な説明をする必要もないし、スムーズに旅行ができます。
私はたまたまトラブルに巻き込まれることはありませんでしたが、運よく、良い対応をしてもらえただけかもしれません。
同じ対応をしてもトラブルになるケースもあると思います。

飛行機の予約編

まず飛行機ですが、JAL便を公式HPから手配しました(マイル利用)。自分で手配をする前に、JALJGCプレミア専用の電話番号に連絡して、状況を説明。パスポートの名前にあわせて航空券を予約すればいいと確認を取り、旧姓で予約しました。

航空券の予約情報を変更する必要がある場合(名前の入力ミスなど)は変更手数料を支払う必要があります。
なので、旧姓のパスポートで予約を取ったけど、パスポート更新して航空券の名義変更が必要となる場合には、変更手数料が発生する可能性があるので注意が必要です。(事前に航空会社に確認してください)

インターネット上から、旧姓で予約手配ができない場合(マイレージが新姓で更新されている場合)は、JALの予約センターに電話して対応方法を聞きましょう。ちなみに電話でも予約できます(手数料取られるケド)。

ESTAの申請編

アメリカに入国する場合、ESTAの手配が必要です。
ESTAもパスポートに記載された名前で登録しましょう。
もしパスポート更新等をした場合は、申請をかけなおす必要があります。
ESTA申請は1回の申請で$14必要なので、再登録が発生すると追加で$14支払うことになっちゃいます。

ホテルの予約編

私が一番迷ったのがホテルの予約名です。
飛行機やESTAはパスポートで取るんだろうな~というのはなんとなく想像できますよね。出国時に使う身分証明書はパスポートなので、パスポートと一致させれば良いです。

でもホテルはチェックイン時にクレジットカードとパスポート両方を使用します。
これも現地のホテルにメールで問い合わせたところ、パスポート通りの名前で予約してください、との回答でした。

ただ、私は楽天セール中に焦ってホテルを予約したので、ホテルからの回答を待つ時間はありませんでした。
加えて、楽天トラベルの入力画面で、宿泊者=カード名義と一致しないとダメとの記載があったので、クレジットカードにあわせて新姓で予約しました。

その後、ホテルからの回答を得て、メールを送りました。
内容は「楽天トラベル経由で〇〇(新姓)で予約しているんだけど、パスポートは△△(旧姓)なの。クレジットカードは〇〇(新姓)です。大丈夫?」といったかんじ。
ホテル側からは、「事前に連絡ありがとう。了解しました!」的なメールが送られてきました。

現地について、ホテルのチェックイン時にパスポートを見ながら受付のお姉さんに「結婚して苗字が変わったの。予約は〇〇(新姓)で入れてて、パスポートは旧姓で△△なの」と伝えました。
お姉さんは「オッケーオッケー」ってかんじで、処理してくれました。

ハワイは予約をすっぽかされたりするトラブルがちょくちょく起こります(現にこの時のハワイ旅でも…)。
海外での無用なトラブルを防ぐためには、現地でもきちんと伝えることが大前提です。
担当者間の連携が取れていないケースも頻回にあります。
事前にメールを送って了承を取っておくのは、万が一、現地でトラブったときに証拠を見せるため。
なので、電話で確認を取った場合でも、メールのように証拠が残る形で言質を取っておくことをオススメします。

なお、現地でのやり取りは全て英語です。
私は英語ができるわけではないけど、現地でつたない適当な英語で伝えました。

英語ができない人はGoogle翻訳などを使って、どう説明したらよいか確認しておくのがオススメです。
日本人OKのホテルでも、すぐに日本人スタッフが捕まるとは限らないし、聞かれるたびに日本人呼んでたらキリがないですからね。

JALANAのステータスとラウンジ編

さて、次に航空会社のラウンジ使用、マイル、FLY ONの積算について。
これはJALANAそれぞれで異なります。

JAL:ラウンジ編

JALANAの航空会社のラウンジが大好きなわたし。当然、今回の旅行でもJALラウンジを楽しみにしていました。
なんたって、JGCプレミア会員なので、成田のファーストクラス専用のラウンジに入ってシャンパンやら寿司(羽田は鉄板焼き)をタダで楽しめちゃうので。ちなみにホノルル空港にはファースト専用ラウンジはなくビジネス用のラウンジになります。

当時の私のメインカードはJGC会員用のみが入れるJALカード。先ほど記載した通り、クレジットカードは新姓に変更済み。ステータスもクレジットカードと紐づいているので、カードを変更した時点で新姓に変える手続きをすることになります。なので、パスポートは旧姓、ステータス登録は新姓という歪みが生じています。
つまり、JALラウンジに入ろうと受付のお姉さんに話しかけると、ステータスメンバーじゃないよね?と突っぱねられる可能性があります。

私は成田のファーストクラス専用のカウンターで、成田とハワイでラウンジ入れるか確認しました。
お姉さんの回答は「成田のラウンジは今ここで事情を確認したのでOK。ホノルルでは入れない可能性があります。引継ぎはしておくけれど…」とのこと。
ちなみに航空券を予約したときに、JGCプレミア専用デスクに電話して、入れるか確認して、引継ぎもしてもらってます(たぶん)。この時も似たような解答だった気がします。

帰りのホノルル空港では、無事JALラウンジに入ることができました。
ステータスを取るとJALから郵送されてくるカードありますよね(下記参照)。
このカードをチェックインカウンターで提示してラウンジに入りたいと申告、ラウンジの受付のお姉さんにも提示しました。
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余談ですが、ハワイのサクララウンジについて記載します。
すでに記載した通り、JALのファーストクラス用のラウンジはありません。JALビジネスクラス用のサクララウンジが2か所あります。
チェックインの段階で入室できるラウンジを指定されます。ハワイの利用者が多すぎて混雑するせいでしょうかね。

私が指定されたのは、新しくできたラウンジでした。
ダイニングはこんな感じですが、食事の品数は成田や羽田よりも少ないんじゃないかな。(行きはファースト用のラウンジだったので比較ができない)
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お酒もあります。種類は少なめだけど。
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お菓子はハワイらしいものが並んでいます。
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JALラウンジで一番人気のカレーも用意されていました。現地の食材を使用して作っているらしく、日本とは少し味が違いました。日本のビーフカレーの方が美味しいです。でも、色々工夫してハワイでもJALシグネチャーフードを出してくれる、おもてなし、嬉しい。
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カレーを食べた後は、ワイン、ウィスキー、お菓子でゆっくりしました。
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正直、あんまり大きいラウンジではなく、羽田や成田のラウンジのように長時間滞在して楽しめるような雰囲気ではありません。シャワーもないですし。
ユーザーとしてはシャワーが欲しいところですが、利用人数が非常に多いし、そんなキャパはないだろうし、難しいんでしょうね。
でも、海外の空港に、ラウンジがあって使わせていただけるだけで、ありがたいことですね。

JAL:マイルとFLY ON編

私のようなケース、パスポート旧姓・ステータス新姓の場合は、搭乗記録が履歴に反映されません。
つまり、マイレージやFLY ONの積算はされないということです。
私はマイルでハワイに行ったので、FLY ONやマイレージの積算はゼロ。影響はありません。
マイル利用ではない場合には、マイルやFLY ONが積算されない可能性があるので注意です。(私とは逆のねじれが生じている、パスポートが新姓・カードが旧姓の場合は、カードとマイルの登録情報を新姓に変更したら、反映されるのかなあ?)

ANAの場合

私はANASFC会員でもあるのですが、ANAJALとは少しシステムが異なる様子でした。
SFCのクレジットカードの名義を旧姓から新姓に変更したときに、パスポートの名義変更をしていないことを伝えると、SFC会員(ステータスと紐づいている)はパスポートにそろえて旧姓のまま登録にしてくれました。
JALはクレジットカードとマイル(ステータス)の名義は一緒になるので、この点がANAでは異なります。
なので、ANAのケースは、ラウンジに入ったり、マイル・プレミアムポイントの積算はJALよりもスムーズに行くのではないかと思います。
ANAでは試していないので、実際のところは不明ですが。

まとめ

面倒なことを避けるために、可能な限りパスポートは更新していくことをオススメします。
ただし、時間的余裕がない場合には、旧姓のパスポートでも出国できます。
ただし、事前に相手方にメール等で内諾を取ってトラブルが発生しないよう防衛策を。